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土木部 / 22歳 / 勤続4年
髙野 凌希
土木建築に関する管理と進行を担当して4年目、現在は東北支店に勤務中。他インタビューで登場した安藤優太氏と同期だが、お互いに現場があちこちに移動して忙しく、今回の本社インタビューで、入社研修日以来久しぶりに再会できた。休日はネットで探した話題のお店などにドライブし、東北エリアならではの体験を楽しんでいる。
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建築工事主任 / 28歳 / 勤続6年
伊藤 優仁
入社6年目。3児のパパでもあり、休日は思いっきり子供と遊んでいる。伊藤家のルールでは、休日の家事は夫の担当であるため、子供を見ながら掃除・洗濯・料理などをこなす、マルチタスクなパパぶりを発揮している。趣味はバイクで、たまに自分の時間ができると走りに出ている。
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30才前後で現場責任者。
古久根建設の若手に任せる文化とは?この文化のことは、入社当時から知っていましたか?
髙野:任され方ってどんな感じですか?土木は管理内容が細かいので、上司にアドバイスをもらいながら1人で担当します
伊藤:建築の施工管理も同じような感じで、基本的に任せてもらい、自分が進めたいようにやる
髙野:やっぱり会社全体として任せていく風潮があるんですね
伊藤:建築って、なんていうか、答えがないというか、正解が無数にあるから、任せてもらった方がやりやすいんです。正直、仕事の細分化はせずに、一人が全部を見ていますね
入社して、どのぐらいで仕事を
割り振られるんですか?伊藤:はじめは小さいことからお願いされ、だんだんと範囲が広がるイメージ。3年くらいかけて、徐々にやれることが増えていきます。最初は、『とにかくやってみよう』という感じです
髙野:こういう環境なので、成長は早い。現場を繰り返していくうちに自然と覚えて、どんどん経験則がたまっていきますね。1人で統括的にみられる規模の仕事を、すべて任せられるように育てるのが、うちの文化ということなんでしょうね
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はじめての現場は、なんにもわからない……から始まった
はじめての現場のことは、覚えていらっしゃいますか?
伊藤:配属されると、現場事務所へは自分で直接行くんです。スマホで住所調べて行って、『ここか』と思ってドアを開けるときが一番緊張したな
髙野:あー、わかります。あと、現場の単語がわからず、みんなの話が全然わからなかったです
伊藤:なーんにも、わからなかったよね
髙野:ひたすら上司と先輩を目で追うだけで精一杯で
伊藤:はじめはみんな、こんなです。でも、できるようになるから大丈夫
この仕事に必要な資質や、気を付けることはありますか?
伊藤:体力が必要ですね、元気がないとやっていけない。あと、よく言われる”コミュニケーション力”は、自然と人と話せるようになりましたから、話すのが苦手な人でも大丈夫ですよ
髙野:私たちは現場で指示を出す立場ですが、職人さんとのかかわり方は気を付けています。やはり若い人に言われると、面白くはないと思います。だから、挨拶から始まって、普段からの関係が良いとうまくいきやすいんです
伊藤:職人さんは、父親世代の方が多いので礼節は大事です。仲良くなればフランクに話せますが、はじめは礼儀正しく、敬語で対応していれば間違いは起きません
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縦横斜め、誰にでも何でも聞けるボーダレスな仕事環境とは?
普段は若手同士でサポートしあっているのですか?
髙野:普段は電話かLINEで連絡を取り合います。若手同士というか、うちは誰にでも自由に聞けますからね。直の先輩や上司だけじゃなく、別の現場の人にも相談できるから
伊藤:誰もつかまらない時は、本社の部長や役員に電話しても、普通に答えてくれるよね
髙野:一般的にはあり得ないのかもしれませんが、うちではこれがデフォルトなんです
伊藤:教える立場としては、わからないことがある後輩は、見てればわかるかな。だいたい、フリーズしてる(笑)。だから、どうしたのって声かけてすぐ教えちゃう。自分が新人の時、正解持ってる人に聞いた方が早いって、何でもすぐ聞いてたし。だから、何度同じ質問されても全然平気
髙野:私は、はじめは全部教えていたけど、自分を振り返って、苦労して得たことの方が身になるから、聞かれるのをじっと待つようになりました
伊藤:でも結局、わからないことは会社の誰に聞いてもいいから、困ることがないよね
髙野:そうそう(うなずく)
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自分次第でライフワークバランス環境はクリエイトできる
仕事だけでなく、プライベートも大事だと思う就活生の方が増えている気がしますが…。
髙野:その人次第で、仕事とプライベートのバランスは取れます。そもそもうちって役職に関係なく、自分の仕事が終わったら帰れます
伊藤:そう、帰って大丈夫な空気がもともとある。変に気を使って残るとか全然しなくていい。現場を任される立場になれば、ワークライフバランスはいくらでもデザインできます
髙野:普段も18~19時には帰れて週休2日だし、あとは、竣工したらまとめて休むイメージですね
将来の目標と、みなさんへの
メッセージをお願いします。伊藤:目標は、まずは所長かな
髙野:私も、頭にはありますね
伊藤:工事、作り方、お金も含めて最終決定できるのが所長。せっかく若手に任せてもらえる文化があるんだから、その環境は活かしたい
髙野:現場責任者の半分近くが30代で若手が活躍しやすいのに、老舗として地域社会に貢献し続けている会社って、なかなかないと思うんです
伊藤:だから、これから入社する若手の皆さんとは、ともに成長しながら、楽しく一緒に働いていきたいですね。
髙野:自分の仕事が地図や形で残る仕事の楽しさを、一緒に体験しましょう
知ってはいましたが、正直、ここまで早く任されるとは思っていなかった。もっと年次が進んでからやるもんだと思ってたというか